#3 縁香園オーナーシェフ秋場俊雄さんに聞く

前夜祭に行われる「店めぐり・古典芸能ライブ」。昨年に引き続き、今年もその舞台となる「縁香園」のオーナーシェフ秋場俊雄さんにお話を伺いました。

―2年半前、オープンした年にお食事に伺ってこの場所がすっかり気に入り、お声がけさせていただきました。伝統芸能の舞台会場になることについて、どう思われましたか?

店で舞台をやるのは全く初めてのことでした。ただ、それはできるんだろうなというのは頭にありました。もう一つ、神楽坂で生きていくためには神楽坂に溶けこまないと、という思いがあります。住んでいる人や働いている人に応援されないと神楽坂では生きていけません。

―「まちと一体」がイベントのコンセプトでもありますので、それは大変ありがたいです。縁香園さんのめざす「地元に開かれたお店」とは、どういったものでしょう?

地元のおじいちゃんおばあちゃんが、孫を連れてくる。ファミリーで食べにくる。2~3歳の子どもが「あそこでチャーハン食べたい」ってことでうちにくる。ですから値付けも高くしません。一方で、企業さんがたくさんありますから、接待で使ってくださる。そうなると間口が広いですから、味のクオリティをキープするのがすごく大変なんです。

―今年で5年目ですが、ここまで地元の人たちが一緒に作るという意識になって協力してくださっていることが、全体としてすごく大きなポイントになっています。

逆にいえば、その舞台会場になることで、お客さんが安心するんです。特に外から来る年配の方は、こういうのをやっているお店だということで安心するみたいです。

神楽坂楽座小

―実際にお店を会場にしていただいて、大変だったことはありますか?

あんまり無いです。全部可動式で、元から構造物がないので。この店は本当にハコなんです。お金があったら、ここに個室も作ろうとか、中華はやっぱり円卓だから、こっちに円卓作ろうとか考えていたんですけれど(笑)。強いて言うなら、予約ですね。今年の開催日も30名予約が入っているので、お客さんがバッティングしないようにするくらいです。

―今年はシリル・コピーニさんの落語パフォーマンスと、桧山うめ吉さんの俗曲です。高座を作りますから。最後に、イベント自体に対する感想があればお聞かせください。

ご苦労が多いんだろうなって思います。舞台が決まっていないから、そこを訪ねていって作り込むということは、結構大変じゃないでしょうか。

―まさに、お店の方なのでそういうところを敏感に感じてもらえるのかもしれません。ある意味、通りがかりの人を呼び込む魅力も必要ですし、一方で何か事故が起きないように気を配らなければなりません。わかっていただけて、本当にありがとうございます。

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