#4 法政大学 村田晶子教授に聞く

法政大学で学ぶ留学生35名が、昨年「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2016」にボランティアとして参加。世界各国からの留学生は、日本の伝統文化のイベントにふれて何を感じ、何を学んだのか、同大学グローバル教育センターの村田晶子教授にお話を伺いました。

―昨年、初めて参加されていかがでしたか?

ただスポットとして参加するのではなく、事前学習をして、ゲストスピーカーとして主催側の話も聞き、イベントの背景やボランティアの意気込みも伝わっていたので、明らかに留学生の反応が違いました。留学生にとっては、大学内での交流はあっても、地域内での交流はあまりないのです。たとえば、お祭りに行っても、屋台でなにか食べて帰るぐらいで、一過性のものがほとんどでしたから。

―今回は、自分たちで体験したことを新聞にして残してくれていますね。演者や舞台をつくっている裏方の人たちにも直接話が聞けるチャンスでもあった?

そうです。パフォーマーへのインタビューで質問に答えてもらい、それを記事にする。そうした作業は日本文化の研究にもなりますし、地域を知るにしても、芸術を理解するにしても、たいへんよい機会でした。最後に新聞というカタチにしたことで、自信にもつながりました。

―大学側から協力いただき、全面的にバックアップしてもらいました。こちらこそ大学と地域が連携する非常によい機会をつくっていただいたことに感謝します。学生がつくった新聞、成果物というカタチで見られたことが、主催者側としてもうれしいです。こうしたフィードバックは、今後の貴重なステップになります。

神楽坂楽座小

―具体的に参加した留学生の声を聞かせてもらえますか?

ほかにも授業のパートを組み合わせて一学期となっているのですが、なにが楽しかったと聞くと、圧倒的にこのイベントに参加して、地元の人とふれあってお祭りの一部になれたことがすごい思い出になった、といっています。

―どこの国からの留学生が参加されたのですか?

中国、韓国、台湾に加えてロシア、ウズベキスタン、イタリア、オーストラリアなどで、総勢35名です。そのうち「覗いてみようお座敷遊び」へは2名。スタンプラリーなどの各スポットには33名ですね。上級の日本語クラスの学生です。イベントの当日、日本語のコミュニケーションでご迷惑がかからない程度の語学力をもっていることが前提となっています。

―日本文化にふれてくれる学生が広がって、各々ステップアップしていくのが楽しみですね。このイベントを運営している中心的な役割を果たしているスタッフに法政大学のOBが二人もいて、なにかご縁を感じています。

今年は漢字圏の留学生が多いクラスですが、今後さらに多様な国籍の学生が参加できると思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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