#4 あずさ監査法人CSR推進室 山中知行室長と岩淵温子さんに聞く

毎年、スタンプラリーの場所をお貸しくださったり、ボランティアとしても参加してくださる「あずさ監査法人」。今回はマーケティング&コミュニケーション部CSR推進室の山中知行室長、同社の岩淵温子さん、主催のNPO法人粋なまちづくり倶楽部の日置圭子さんが対談いたしました。

――あずさ監査法人、また山中室長ご自身と、神楽坂の関わりをお聞かせください。

山中 このイベントや神楽坂との関わりが出来たきっかけは、あずさ監査法人の前身、朝日監査法人が神楽坂に社屋を1995年11月に移転したところから始まります。当時は朝日監査法人という名称でしたが、竣工するビルの高さをめぐって、地元の方々と話し合い協力をいただきました。地元の方々のご協力なしには社屋は出来なかったと、理事長から聞いておりまして。そのような経緯から、自然と神楽坂に関わるようになり、あずさ監査法人として、98年から「神楽坂まつり 阿波踊り」(※1)に参加を始めました。

――そうして10年が過ぎた頃、日置さんが「神楽坂伝統芸能」(※2)を企画されたんですよね。

日置 そうなんです。当時、人間国宝の方も数多く住まわれている神楽坂の伝統芸能を地元主催のイベントとして形にしたいと、奮闘しておりまして。そのイベントで地元の企業にご協力をいただきたくて商店会に相談した時に、「いつもあずさ監査法人さんに、阿波踊りなどの地元のお祭りで積極的にご協力いただいてますよ」と紹介されて、あずさ監査法人さんにご協力のお願いに上がったんです。

山中 ちょうどその頃ですね、あずさ監査法人にCSR推進室ができたんです。私たちも本業をはじめ、環境や社会などのいろいろな活動を始め出した時に、日置さんがいらっしゃって、熱っぽくいろいろ語ってくれまして。

日置 本当に若気の至りで(笑)

山中 その情熱に打たれて、2009年からボランティアとしての人材を提供させていただいております。私も最初の時にスタンプラリーや歴史ガイド役で…いやガイドと言っても、後ろに付いて行く程度で、実際に説明される方はまちに詳しい方が話しているんですけれど。飯田橋のお堀の近くから、歴史にゆかりのある場所をずっと回ってね。

日置 2009年の「神楽坂伝統芸能」1回目の時ですね。山中室長がガイドで回ってくださっていると聞いて、びっくりした覚えがあります(一同笑)

山中 まあ、みなさんの列が崩れないように、誘導していたぐらいしかできなかったんですけれど(笑) 参加メンバーの1人として、一緒に話を聞かせてもらいました。やはりそれが楽しかったですね。弊社の中には歴史好きも多いので、みんなボランティアを楽しんでやっています。

――それが「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり」のご協力につながったのですね。

日置 そうですね。「神楽坂伝統芸能」でご協力いただいておりましたから、「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり」で、もっと地元のボランティアも集めて大掛かりにやりましょうってなった時に、真っ先にあずさ監査法人さんにご相談に伺いました(笑)

山中 はい、その時もそうでしたね(笑) 

――イベントに参加した際の印象はいかがでしたか?

岩淵 私は一昨年から「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり」のボランティアに参加していますが、歴史ガイドの方が場所の説明やいわれを教えてくださって、地域に対する愛情が増しました。また事前のボランティア向け伝統音楽の勉強会でいろいろなことがわかって面白かったです。地元の企業の方と普段会うことは殆どありませんが、イベントをきっかけに知り合って、違う立場だけど同じ目線で協力し合うのも楽しかったです。

――神楽坂のボランティアに協力してくださってどのように感じられましたか?

山中 私自身、何らかの形で地元にご協力できればと思っておりましたので、とても楽しい時間でしたね。神楽坂の歴史や地域をあらためて知ることが出来ましたし。

他の職員たちも、外国人に説明したり自分の知らないことを尋ねられたりするのが、勉強になっていると。もちろん本人たちもすごく楽しんでくれまして。参加後に社内報でレポートする時に、参加者から感想を聞いたりするのですが、その際に「勉強になった、地域の皆さんと協力できて良かった」との声が毎回出ます。そのような声を聞くと、我々も嬉しくなりますね。

神楽坂は貴重な場所だと思うんですよ。江戸時代からの歴史が残っていて、住んでいる方も芸術家や大学教授、会社員や学生もいるし。ぜひ「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり」で神楽坂へ来てもらって、もっと日本の文化芸能を知ってもらう機会が増えればいいなと思います。東京オリンピック・パラリンピックが近いですし、合わせて伝統のある神楽坂のまちの良いところを知ってもらえればと。そして我々も微力ながらお力になれればと思っております。

※1「神楽坂まつり」1972年(昭和47年)に始まったお祭りで、今年で47回目となる。先の2日間がほおずき市、後の2日間は阿波踊り大会。阿波踊り大会では各所より参加した連たちが、来場者にその踊りを披露する。

※2「神楽坂伝統芸能」2009年(平成11年)に始まった、「神楽坂伝統芸能」実行委員会主催のイベント。人間国宝の方が多く住まう神楽坂ならではの上質の伝統芸能を気軽に楽しんで貰いたいと、能楽や長唄、筝や新内や舞踊、そして落語など、様々なイベントを企画し好評を博する。今年は6月に「第10回神楽坂落語まつり」が行われた。

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