Venue Shimakin / Kagurazaka-ue Intersection
Date&Time 18th May 13:00-
Performer Venue Shimakin
13:00- AKATSUKI (“Sou / Koto” 17 string Japanese harp, “Sou / Koto” Japanese harp, “Shakuhachi” Bamboo flute & “Taiko” Japanese drum)
14:30- Gendai Sangaku (“Sangaku” Traditional Japanese Performing Arts)
16:00- Seshami Street Boys (Tsugaru shamisen performance)
Venue Kagurazaka-ue Intersection
13:30- Kamijo Mitsuru (The Edo marionette group)
15:00- Gagaku Shimokumatakeru (“Gagaku” ancient court music)
16:30- Oyama Yutaka (Tsugaru shamisen) × Akiyoshi Sarah (“Fue” Japanese flute) × Tsujimoto Yoshimi (“Shakuhachi” Bamboo flute) × Otawa Masaki (“Taiko” Japanese drum)


神楽坂のメインストリートに2か所のライブスポットが出現します。神楽坂通りで出逢える多彩なパフォーマンスは、息を呑む技巧あり、聴きほれる名演奏あり。伝統芸能の楽しさやカッコよさを今に伝える“腕利き”アーティストたちが大挙出演し、幅広い世代の方々を熱気の渦に引き込みます。
AKATSUKI
日本の伝統音楽や楽器を通して、アジア諸国との文化交流の礎になることを祈念しつつ、気鋭の邦楽演奏家4名が結成したユニット。2025年3月、国際交流基金が主催する「令和6年度次世代共創パートナーシップ事業」の一環で、ベトナム・フエ音楽院ソンフオン劇場公演やフエ市内の中学・高校へアウトリーチ公演を行い、会場を熱狂の渦に巻き込んだ。メンバーは、古典音楽はもとよりジャンルを超えたコラボレーション、また若い世代への普及活動まで、幅広い演奏活動を精力的に展開する、箏演奏家・吉澤延隆、金子展寛、尺八演奏家・大河内淳矢、そして和太鼓演奏家・金刺由大。今回は尺八を長谷川将山が助演する。夜明け前の早朝を意味する「暁」、また「赤月」と言い月が地平線近くにある時は印象的な赤色を帯びることから「AKATSUKI」をユニット名とした。
吉澤延隆
Yoshizawa Nobutaka
十七弦箏
“Sou / Koto” 17 string Japanese harp
2008年 第15回賢順記念全国箏曲コンクールにおいて第1位・賢順賞を受賞。2021年より、異なる分野のアーティストや専門家をつなぐコンサート・プロジェクト「NOBU-LAB.」(ノブラボ)を開始し、2023年に未来の文化芸術振興に貢献が期待されるとし「大和市文化芸術未来賞」を受賞。現在、滋賀県立文化産業交流会館「邦楽専門実演家養成事業」講師、東京文化会館ワークショップ・リーダー。その他、J-TRAD Ensemble MAHOROBAの一員としても活動している。

金子展寛
Kaneko Nobuhiro
箏
“Sou / Koto” Japanese harp
桐朋学園芸術短期大学日本音楽専修卒業。利根英法記念第1回、第2回邦楽コンクール奨励賞。第22回賢順全国箏曲コンクール銀賞。市川市文化振興財団主催第29回新人演奏家コンクール最優秀賞。2018年 国際交流基金アジアセンター主催事業参加。2019年 新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」において二十五絃箏を演奏するほか歌舞伎との共演を重ねている。CD「一音一会」をリリース。邦楽グループ「むつのを」、「TRAD JAPAN」、声楽・邦楽ユニット「和醸」各メンバー。

長谷川将山
Hasegawa Shozan
尺八
“Shakuhachi” Bamboo flute
藤原道山に師事。東京藝術大学卒業。同大学大学院修了。同声会賞、東京藝大アートフェス2022 グランプリ 東京藝術大学長賞受賞。昨年2024年 12月に自身初となるリサイタルを浜離宮朝日ホールにて開催。令和6年度(第75回)芸術選奨文部科学大臣新人賞(音楽部門)受賞。都山流尺八楽会 師範、日本三曲協会、日本尺八演奏家ネットワーク(JSPN)、都山流道山会会員。法政大学三曲会講師。東京藝術大学教育研究助手。YouTubeにて多重録音企画「全員将山」を展開中。株式会社DO所属。(写真©Taira Tairadate)

金刺由大
Kanazashi Yuta
和太鼓
“Taiko” Japanese drum
高校在学中の2001年に2人の兄と共に和太鼓兄弟ユニット「は・や・と」を結成。プロとして活動を始める。個人としても日本舞踊と鼓の修練を積み、伝統芸能の基礎を学ぶ一方、和洋を問わずさまざまな楽器と共演し、和太鼓の新たな可能性の追求と邦楽の普及にも力を注いでいる。ユニットでは2008年 日本で行われたメジャーリーグ開幕戦のオープニングセレモニーでの演奏、数々の海外公演など多岐に渡る活動は多くのメディアにも取り上げられている。

現代散楽
Gendai Sangaku troupe
散楽
“Sangaku” Traditional Japanese Performing Arts
奈良時代に大陸から渡来し、平安時代初期に姿を消した「散楽」を現代に再構成するグループ。2019年東大寺大仏殿での奉納演奏をきっかけに結成。横笛・笙・和太鼓・トルコの絃楽器サズ・サックス・バイオリン・おりんなど〈古今東西の楽器が奏でる音楽〉と〈超絶技巧のジャグリング〉、語り手の上質な声で聞く〈物語〉が渾然一体となる古くて新しいパフォーミングアーツ。*「街角ライブ」では音楽のみの出演
太田豊
Ohta Yutaka
横笛・サックス・おりん
“Fue” Japanese flute, Saxphone, “Orin” Japanese singing bowl
雅楽演奏家として笛・琵琶・左舞を専門とし、国内外で演奏。また一方でサックス・ギター・おりん・DTMなど様々な楽器を駆使して舞台音楽の創作を行う。おりんの楽器「久乗編鐘」を用いて北陸新幹線新高岡駅の発車メロディーを作曲するなど、その活動は多岐に渡る。東京藝術大学邦楽科卒業。

大平清
Ohira Kiyoshi
サズ
Saz
トルコ音楽演奏家。中国~アゼルバイジャン~トルコ~ギリシャにて現地の撥弦楽器の演奏法と民謡を数多く学ぶ。東西シルクロードに伝わる吟遊詩人の伝統曲や各地の民謡を弾き語りやアンサンブルで演奏している。また朗読劇や演劇での作曲・伴奏も行う。ユヌスエムレ文化センター東京・音楽担当講師。

豊剛秋
Bunno Takeaki
笙、バイオリン
“Sho” Japanese mouth organ, Viorin
雅楽演奏家。1000年来、代々雅楽の笙を家業とする京都方楽家、豊(ぶんの)家に生まれる。15歳より雅楽の道に入り、笙・琵琶・右舞・歌の他、ピアノ・バイオリンを修得。また古典演奏と並行して、笙の可能性を追求する活動にも意欲的に取り組んでいる。

坂本雅幸
Sakamoto Masayuki
和太鼓
“Taiko” Japanese drum
和太鼓奏者。2006年「太鼓芸能集団鼓童」の正式メンバーとなる。以来、鼓童の中心的な演奏者として舞台をリードし続ける。2017年独立し、ヨーロッパや南米など世界各地で演奏。確かな技術とオリジナリティーを併せ持つ太鼓奏者を目指して様々な音楽家やアートとの共演を積極的に行っている。

セ三味ストリート
Seshami Street Boys
津軽三味線パフォーマンス
Tsugaru shamisen performance
ピエール小野、虎見康豊
Pierre Ono, Torami Yasuto
「見せる & 笑える津軽三味線」を目指し、ピエール小野と虎見康豊が大道芸人として活動を展開中。大道芸で鍛え上げられた技とトークは、国境を越えて幅広い世代の支持を得ている。津軽三味線演奏家として研鑽を積みつつも、前例のない“肉体派津軽三味線パフォーマー”として唯一無二の存在。各地の大道芸フェスティバル他、テレビ出演、ステージショー等で活躍。

上條充
Kamijo Mitsuru
江戸糸あやつり人形
The Edo marionette group
上條充による江戸糸あやつり人形。十一代結城孫三郎の元で修行の後、1992年に独立し、日本独自の糸あやつり人形の魅力を広く知ってもらうため大道芸に出る。10本を超える糸と「手板」という道具であやつる独自の構造を持ち、繊細で表情豊かな動きが特徴。生命感あふれる息遣いを生み出す日本独自の人形芝居。多数の海外公演のほか、横浜にぎわい座などの寄席やイベントに出演。

雅楽下熊健
Gagaku Shimokumatakeru
雅楽
Gagaku
笙・下宮弘聖、篳篥・岡庭健、横笛・熊井戸啓貴の三人を軸とし、各姓名の一文字を連ねてユニット名にした雅楽ユニット。より多くの方々に雅楽の魅力、その楽しさをお届けしたい、という思いで結成された。古典雅楽を中心に、会場・形態を問わず様々な場所で演奏活動を行い、客演・助演を招いて開催する中~大規模演奏会の企画なども行っている。
岡庭健
Okaniwa Takeru
篳篥
“Hichiriki” Japanese oboe
篳篥、箏、古代歌謡、打物全般を修得。天理大学雅楽部を経て、篳篥を元宮内庁式部職楽部主席楽長・東儀兼彦氏に師事。雅楽の普及に取り組み、NHK大河ドラマ「義経」「平清盛」「八重の桜」や映画『源氏物語 千年の謎』などに出演。テレビ朝日「題名のない音楽会」では東京フィルと共演。日本雅楽会会員、府中雅楽会講師、雅楽下熊健楽頭。

下宮弘聖
Shimomiya Kosei
笙
“Sho” Japanese mouth organ
笙、左舞、琵琶、古代歌謡、打物全般を修得。東京都出身。高校一年生より雅楽を始め、元宮内庁式部職楽部主席楽長・豊英秋氏などに雅楽を師事。演奏活動のほか、主催公演も多数。橘雅友会楽頭、雅楽下熊健主宰。国立劇場主催 第52回聲明公演「日蓮宗の聲明」、NHK大河ドラマ「光る君へ」ほかに出演。

熊井戸啓貴
Kumaido Hirotaka
龍笛ほか
“Ryuteki” (Japanese transverse flute), etc.
横笛、左舞、箏、古代歌謡、打物全般を修得。國學院大学青葉雅楽会を経て、元宮内庁式部職楽部主席楽長・安齋省吾氏などに師事。現在、東京藝術大学音楽学部邦楽科雅楽専攻在学中。日本雅楽会会員。テレビ朝日「題名のない音楽会」、NHK大河ドラマ「光る君へ」ほかに出演。

小山豊
Oyama Yutaka
津軽三味線
Tsugaru shamisen
幼少より津軽三味線小山流宗家(祖父)小山貢翁に師事。津軽三味線小山流三代目。これまで30ケ国、60都市以上で演奏。古典以外でも桑田佳祐、松山千春、嵐、ずっと真夜中でいいのに。などの全国ツアーや楽曲に参加、【鬼滅の刃遊郭編】では善逸が弾く三味線の音を担当、数々のゲームやアニメ、映画音楽のRECに参加している。津軽三味線や民謡の魅力を伝えるため、伝統の継承とともに、枠にとらわれない柔軟な新たな解釈で既存には無いサウンドを生み出し続けている。近年では【東京民謡倶楽部】【MinyoBlockParty】の主宰としても注目を集めている。

秋吉沙羅
Akiyoshi Sarah
神楽笛、篠笛
“Kagurabue” Japanese flute, “Shinobue” Japanese flute
広島出身。神楽団員の父親の影響で5歳の時に神楽笛、19歳で篠笛を独学で始める。苅屋形神楽団所属。入団以来県内各地での神楽競演大会樂の部にて数々の賞を受ける。オリジナルアルバム「龍の目醒め」(2013年)「謡-UTAI-」(2015年)「Evolution」(2016年)「忍-SHINOBI-」(2021年) 全国リリース。伊勢神宮公式HP音楽演奏。テレビや映画音楽、ゲーム音楽の演奏、ラジオのパーソナリティなど幅広く活躍している。

辻本好美
Tsujimoto Yoshimi
尺八
“Shakuhachi” Bamboo flute
和歌山県出身。尺八奏者である父の影響で高校入学より尺八を始め、東京藝術大学音楽学部へ入学。在学時よりメディアの注目を集め、確かな技術と親しみやすい性格で、純邦楽からPOPSまで幅広く活躍。その活動は国境を超え、海外公演はアメリカ、イタリア、フランス、ブラジルなど30ケ国近くに及ぶ。2015年、参加した和楽器カバーの動画が世界中のSNSで大反響したことを機に、ソロ・プロジェクト“Bamboo Flute Orchestra”を結成。SMEレコーズよりアルバム”SHAKUHACHI”で史上初の女性ソロ尺八奏者としてメジャーデビュー。

大多和正樹
Otawa Masaki
和太鼓
“Taiko” Japanese drum
クラシックピアノ演奏から得た音楽的教養、剣道やドラムを経て創り上げた「自身の感情と音をリンクさせる”視覚的”な」演奏技術は圧巻。邦楽、ジャズ、ラテン、クラシック、ダンス、ペインティング、書、生け花など幅広くコラボレートを展開。自身のテクニック、理論を広く伝えていくべく指導にも力を入れている。1999年、富士山太鼓フェスティバル「大太鼓一人打ちコンテスト」優勝、2005年、千葉市芸術文化新人賞受賞。独特のソロ演奏スタイルで知られる大多和は、和太鼓界のパイオニアとして新しい太鼓の音を世界に発信し続けている。

Two live spots will pop up on the main street of Kagurazaka. The diverse performances you’ll encounter along Kagurazaka-dori Street feature breathtaking skills and captivating masterful music. A large number of skilled artists who share the fun and coolness of traditional performing arts will perform, drawing people of all ages into the excitement.